日本で  (「りょう君を救う会」ホームページから)

5月24日 記者会見

5月27日 5回目の人工心臓の取替えの手術。(実は、人工心臓の交換は3回が限度と言われていました) 無事終了。 血栓のため、微熱が続いていた亮君はこの交換以後、熱も下がり、体調もぐっと良くなり食欲もでてきました。 6月3日には体重も41キロに回復。 そんな中、お母さんは少しずつ、亮君に、今、行なわれている募金活動について、伝えました。

6月5日から 心臓病の患者さんのリハビリ専用の自転車を朝、昼、晩と毎日2回、3分間こいでいます。      「そんなにこいだら、心拍数が上がるよ〜」と周りの人が心配するくらい張りきってリハビリしています。      

そして、勉強を始めました!。週3回、養護学校の先生がみえて、1日90分勉強をみてもらうことになりました。先生は立って亮君は車椅子での授業です。30分で200字詰原稿用紙にぎっしりと作文を書くことができ、心配された脳梗塞の後遺症もほとんどみられず、先生から復学しても大丈夫と太鼓判をもらいました。

6月10日  3時から車椅子で散歩をし、中庭で立つリハビリをしました。病室にもどってリハビリの先生が来られるのを待っていたら、突然亮君が苦しみ出しました。人工心臓の管が圧力でくっついてしまい頭に血が流れなくなったためとのこと。でも、数分後には無事おさまってほっとしましたが、亮君も一瞬びっくりしたね。

6月11日 金曜日はカレーの日です。 お母さんが着くと、亮くんは車椅子にポツンと座らされて、入り口の方を向いていたそうです。 「何を持ってきたん? カレーは?」と元気な声で言ったので、お母さんの心配もぶっ飛びました。 そして、お母さんのお土産のカレーをうれしそうに食べました。でも、昨日のトラブルで「死」ということに対する恐怖が突然増してきたようだと、看護婦さんが。 一人になると、淋しくて不安になるみたいです。 人工心臓に血栓がついたので、それも心配です。

6月12日 やはり、一人になるのが急に怖くなってきた亮君は寝つきが悪くなって、昨晩もお薬を飲んで寝たようです。つねに、誰かの身体に触れたがって、そんな亮君に看護婦さんは、やさしく亮君の手をにぎりかえしては、「大丈夫大丈夫」と言って下さいます。3時からの散歩の後に、今度は人工心臓のポンプに空気を送っている機械がエラーとなり、ストップしてしまいました。亮君は二日前のように、真っ白になってベッドの柵に頭をぶつけて倒れてしまいます。すぐに先生が空気をおくって、亮君は意識がもどりましたが、震えて泣いてしまいました。 亮くん、病室では一人ぼっちだけど、大勢の人が力をくれているから、いつか、絶対、その機械がとれるからね。その日まで我慢してね、亮くん。

6月14日 午前中は数学の先生と勉強をしました。 1学期の中間テスト問題まで進んだそうです。 そして、亮くんがやっと、素直に自分の言葉で先生と話をするようになり、うれしく思うと言ってくださいました。 機械のトラブルが続いたので、寝つきが悪くなってますが、そんな亮くんに看護婦さんはねむるまで相手をしてくれるそうです。この日は新しいゲームもプレゼントしてもらって、お見舞いに来たお父さんと親子で楽しく遊びました。 ポンプについた血栓が広がってしまい、少し熱がありました。 顔色はさえないけれど、いたって元気にカッパえびせんを食べながら笑って話をして、お父さんとも遊べたので、亮くんにとって、うれしい1日だったに違いありません。

6月15日 昨日の熱も下がって、午後からは英語と歴史の勉強。そして、4:00からリハビリの先生が来られて、ベッドの柵を左手で持ちながら、はじめて自分一人の力で歩きました。一歩一歩はゆっくりで、まだまだ頼りなく危なっかしかったけれど、うれしかったね!亮君。 自転車をこぐリハビリをはじめて、1週間。 「恐怖」と戦いながらも一生懸命リハビリを続けて、少しずつ体力がついてきた亮君、先生を信じてがんばろうね。

6月16日 亮君の今のマイブームは新発売のペットボトルジュースです。 新しいジュースがTVのCMで流れると飲みたがって、お母さんは探すのに大変です。 現在のお気に入りは「りんごの天然水」というジュースで、お母さんが三軒目でやっと見つけた「りんごの天然水」を「うま〜い」とうれしそうに飲みました。 機械のトラブル以来、昼間はびっくりするほど元気で、普段は無口な亮君がペラペラと誰とでも平気で話をしたり、甘えたり、わがままをいったりします、が、夜になるとナースコールを鳴らして看護婦さんを呼んでは、帰さないそうです。看護婦さん、亮君の気持ちを察して、かまってあげて下さいね。

入院して5ヶ月。 「外に出たいなぁ。 ポニー(愛犬の名前)は、本当にかわいいよね」、と時々しんみりと話しだしても、すぐ、違う話を持ち出して、ニコッと笑ってみせるそうです。

6月17日 午前中は国語の勉強。来週はお習字をする予定です。 4文字熟語を書く予定で、何がいいかと2人で相談していたら、亮くんが「一日千秋」がいいって、言い出したので、先生と思わず顔を見合わせてしまったそうです。 亮君は最近、ベッドの上に座ったり、移動したり昨日まではお母さんにしてもらっていたトイレの処置も、気がつくと自分でちゃんと処置しており、今までできなかった事が、不思議なくらい、自然なかんじで生活しています。歩くリハビリはやはり大変らしく、左足がまだ時間がかかりそうですが、亮君は自分のペースを守ってがんばっています。

6月19日 この日は1週間ぶりに妹さん(小6)がお見舞いに来ました。でも、まるで家にいる時のように、わがままで甘えん坊になった亮君は(照れて?)「何しに来た」なんて、言ってしまいました。人工心臓から血液が流れるときに赤血球が壊れてしまうため、少し顔色が悪いことと、血液検査も2〜3日おきなので、貧血になるのは仕方がないことと思われます。亮君は左足の足首の感覚がまだもどっていないのに、朝、夕と刺すような痛みが襲ってくるそうです。歩くリハビリに時間がかかるのは、感覚がないことも原因の1つと思われます。勉強の方は、物が二重に見えて書きにくいのですが、ちゃんと宿題も出ているので、リハビリ同様がんばっています。

6月20日 大阪に住む亮君のおばあちゃんが、たくさんお土産を持ってお見舞いにきてくれ、亮君も大喜びでした。 ベッドの上では、動くのが狭くなってきたようでゴソゴソ動いています。 おばあちゃんが「こんなに元気になっているのに、どうして心臓は動かないのかなあ」と言うほど、体調も気分も落ち着いてきた亮君です。以前の身体には2度と戻れないけれど、舞子の家で、泣いたり、笑ったり、一緒に生活できるようになることが、お母さんの心からの願いなのです。

6月21日 午前中は数学の勉強をびっしり2時間。 昼食後は自転車のペダルを快調にこぎました。さすがに疲れた亮君はぐっすり昼寝をしました。そして、リハビリが4時半から始まりました。リハビリの先生は、亮君が兄のように慕って、甘える事ができ、そして、やさしく、力強く亮君を支えてくれる先生です。その先生が「柵をもたずに歩いてみよう」と言われ、もちろん先生はサポートしてくれてましたが、亮君はこわごわ、柵から手を放して、1歩1歩踏みしめるように背中をしっかり伸ばして、前を向いて5、6歩、歩きました。 やったね!!亮君。

看護婦さんに足をお湯の中に入れて洗ってもらい、ポンプにいつも隠れているおへそのゴマまで取ってもらいました。 ありがとう。

6月23日 この日の散歩は地下にある売店に連れていってもらいました。車いすで入れるだけ中に入れてもらって、自分の目で見て、ガム、ジュース、カップめんを買って病室にもどりました。でも、カップめんは病院食を残すようになったので、お母さんがもって帰って行ってしまいました。アラアラ、亮君、残念だったね。

6月25日 朝から、車椅子に座ったり、自転車をこいだり、リハビリに忙しい亮くんは、お母さんが作ってきてくれたカレーをほとんど残してしまうほど、ちょっと疲れた感じです。でも、亮君はしっかり自分のペースを守って無理をしたり、我慢したりせずに、がんばっています。

6月26日 亮君は土、日に妹さん(小6)がお見舞いに来てくれるのを楽しみにしています。この日も一緒にゲームをしようと考えていたらしく、妹さんの好きなポケモンをセットして待っていました。兄妹でテレビを見たりゲームをしたりして、穏やかに過ごしました。お母さんはそんな兄妹の様子を見て、いままで普通にしていたことがこんなに幸せな気持ちになることだったと改めて感じたそうです。そして、それに気がつかせてくれたのは亮君のおかげだと。砂川さん、フライトテストもOKだったとの事。もうすぐ、きっと、当たり前の穏やかな生活が取り戻せますよ。

6月28日 26,27日とポンプの中の血栓が動き出しそうだったのでベッドの上でごろごろしていた亮君でしたが、この日には心配していた血栓が消えたらしく2日ぶりのリハビリをしました。午後からはいつものペースでマンガを読んだり、看護婦さんを相手にふざけたり、甘えたり、そして、夏に向けて散髪屋さんにすっきりと散髪もしてもらいました。

6月30日 亮君は自分の思ったようにリハビリが進まないので、少しイライラしているようで、時間になってもゴロゴロベッドの虫になって看護婦さんを困らせています。が、お母さんは昨日よりも今日、と、ペダルをこぐ足に力がついてきていることを感じています。でも、さすがに長くなった入院生活に泣きたい気持ちになってきているようです。「明日はリハビリがんばるから絶対早く来てよ」という亮君にお母さんは亮くんの好きなジュースを買っていく約束をして帰ったそうです。

7月5日 この日は亮君が心臓が痛いというので、レントゲン、エコー、バレン図など、バタバタと検査をしてもらいましたが、変化なしと言うことでほっとしました。 渡米前にポンプを新しいものにかえましょうと、先生に言われました。亮君は「アメリカに行ったら、大きなステーキが食べたいな!」って言ってみたり、心配したり、怖がったり、気持ちが揺れています。本当に「いよいよ」です。前向きに自分を信じてがんばって。

7月7日 久しぶりに体調がいい亮君ははりきって、自転車を4回もこいだり、リハビリの先生とつえを使って自分で歩く練習をしました。「バランスもとれるよ」とつえを離して、立って見せたり、大ハッスルでした。 亮君も今日の七夕に願いをかけました。 1日1日が大切です。 もっと、ゆっくり時間が流れて欲しいのです。

7月9日 昨日はリハビリの後、気分が悪くなってしまったので、今日は食事の時に車イスに乗って食べる以外はベッドで寝ていました。看護婦さんから借りた聴診器で胸の音を聞いたりして「どうしてこんなにしんどいのかな」って心配します。 「今日はだめでも明日は少しマシになるから辛抱しようね」とお母さんに励まされて、足や背中をさすってもらった亮くんはたぬき寝入り・・・「明日はたこ焼きを買ってな」と約束をしたそうです。

7月10日 アメリカへ行くという事が現実的になってきて、喜びと不安と、感謝と戸惑いのお母さんの想いが伝わるのか、亮君も気持ちが不安定で、体調もあまりよくないようです。しんどい時はリハビリも無理をしなくていいからね。