理科の自由研究室

ニトロセルロースの実験

22271 返信 ニトロセルロースの実験 暁 2005/10/07 PM 08:40

今回はニトロセルロースの作り方を紹介しようと思います。 ニトロセルロースは爆薬の一種で、なかなか燃えない綿(セルロース)をニトロ化することで、ススも残さず、一瞬で燃え上がるような物に変化させます。 また、手で触れても熱くない炎を出すことができるので、 鋼の錬金術師に出てくるロイ大佐みたいな真似だってできるのです。 また、扱う薬品が危険なので、クラス単位での実験は無理かもしれませんが、後半の[実際に燃やしてみよう]の手順で見せるだけでもきっと生徒に受けると思います。 では、説明が長くなるので、次のコメントで実際に紹介していきます。

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22272 返信 ニトロセルロースを作ろう 暁 2005/10/07 PM 08:49

[準備物] 濃硫酸(50ml)、濃硝酸(50ml)、綿18g、ガラス棒、300mlビーカー1個、100mlビーカー2~3個、水を張った容器、プラスチックのタッパ ※必ず使用する器具には水滴が付いていないことを確認してください。万が一ついていると濃硫酸が飛び散って、大変なことになります。

[手順]
1、300mlビーカーに濃硝酸を入れ、濃硫酸をガラス棒で伝わらせながら少量ずつ入れていきます。 ※多量に入れると沸騰したり、発熱する場合があるので、ときどき水を張った容器にビーカーを漬けて冷やしながら混ぜます。 ※濃硝酸の気体をあまり吸わないようにしてください。喉がやられます
2、綿を1、で作った混酸に漬けます。その際はガラス棒でしっかりと沈め、上から100mlビーカーで押さえつけると上手く行きます。そのまま40~50分放置してください。 ※長い時間放置しておくと綿が溶けてくることがあります。
3、綿を取り出し、多量の水でよく洗ってください。 ※しっかり洗えてないと黄ばんだりします
4、良く洗ったら、そのまま2~3日自然乾燥させます。 ※ドライヤーなどを使用すると熱で発熱する可能性があります。
5、保存するときはプラスチックタッパに入れて保存します。 熱や火花で発火することがあるので、プラスチック容器のほうがいいようです。

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22273 返信 実際に燃やしてみよう 暁 2005/10/07 PM 09:14

[準備物] ニトロセルロース、綿、ピンセット、水を張った容器、マッチの燃えカス入れ、マッチ(ライター)、キッチンペーパー [手順](2人1組でやるとやりやすいです) 1、綿の玉をピンセットでつまみ、燃やして燃え方を観察します。 2、マッチの燃えカスは捨て、綿の燃えカスはピンセットごと水に漬け、燃えカスと火の粉を取り除き、キッチンペーパーでよくふき取ります。 3、同じ手順でニトロセルロースも燃やして燃え方を観察しましょう。

[失敗談] 高3のとき、マッチも火の粉が左手にニトロセルロースを18g持っている状態のときに跳んで、左手ごと燃え上がりました。最初はビックリしましたが、炎は上がれど、火傷もカスも何一つ残さず、ニトロセルロースだけが燃え尽きました。屈辱的な失敗談ですが、ある意味大成功です。 ただし、量を増やすと危険になったり、洗い残しがあったりすると危険な場合があるので、むやみにマネをしないようにしてください。

 

 

7.蜘蛛の巣標本の作り方

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