「ガープス・ジョジョ」と銘打ってはいますが、実体はガープス・スタンドです。波紋使いや吸血鬼対応のルールもいずれ作るつもりです。
「ガープス・妖魔夜行」のシステムを使って、「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社)を再現しようとするページです。現段階では、3部以降の「スタンド」と呼ばれる能力についてのルールを掲載しています。
「ジョジョ」を知らない方は、このページを読む前に原作を読むことをお勧めします。絶対面白いです。
まさか格ゲーが出るとは思わなかったなあ……。
というより、ついに終わってしまったことの方がショォォック!
と思ったら格ゲー第二弾は出るわ、第六部は始まるわ、やはりジョジョは不滅ですな。
スタンドを使いこなす、「スタンド使い」を作成します。基本セット(および<スタンド>技能)は必須ですが、それ以外に特に制限はありません。
スタンド使い必須特徴
スタンド使い 20/40CP
スタンドを持っている(30/50CP)、スタンドと負傷共有(−10CP)
スタンド(側に立つ者)と呼ばれる、特殊な力を持つ者たちです。各自それぞれに姿も能力も異なったスタンドを持っています。ただし、その姿はスタンド使い同士でしか見ることができません。かなり強力な能力ですが、スタンドの受けた打撃は本人も受け、スタンドが死ねば本人も死ぬ(逆もまた真です)など、決して万能とはいえないようです。
スタンドを持っている
ルール上、スタンドはしもべ(妖魔夜行参照)として扱います。20CPのスタンド使いの場合は350CPで作られるスタンドを、40CPの場合は600CPのスタンドを持っています。GMは、PCがどちらのスタンド使いであるかを決定してください。本来なら60/100CPなのですが、様々な制限があるためCPは半分になっています。詳しくはスタンドとしもべの違い(後述)を見てください。
スタンドと負傷共有
スタンドは本人の精神力、魂の現れです。よって、スタンドが傷つくということは、本人の魂が傷つくということでもあるのです。スタンド使いは、スタンドが受けたダメージと同じ割合のダメージ(ヒットポイント100のスタンドが10ダメージを受けたら生命力10のスタンド使いは1点のダメージ。端数切り捨て)を受けます。
スタンド使い必須特徴
スタンドとしもべの違い(スタンドのルール)
妖魔夜行の「しもべ」と同様に作成しますが、しもべと違って以下のような変更があります。
| 参考:原作のスタンドの「ルール」 スタンドには、ある一定の決まりがあります。それは、 1,スタンドは一人一つ 2,スタンドは本人から離れるほどパワーを失う 3,スタンドはスタンドでしか傷つかない 4,スタンド使いとスタンド使いは惹かれあう です。 |
スタンドを作成する場合、以下の手順で作成していきます。
スタンド基本セット 100CP
様々な能力を持つ(15CP)、一般人には見えない(15CP)、スタンドでしか傷つかない(75CP)、我慢強い(10CP)、精神攻撃無効(50CP)、知力・意志がない(−50CP)、スタンド使いと負傷共有(−15CP)
自分のスタンドがどのようなビジョンを持つかを決定します。だいたい7種類に分類できます。スタンドの種類によって行動範囲や可能な行動が異なります。たとえば、ラッシュ(「オラオラ」に代表される連続攻撃)は、人型のスタンドしかもてません。
a.人型 15CP
人間に似た形をしています。空条承太郎(スタープラチナ)や東方丈助(クレイジー・ダイヤモンド)など、スタンドの代表的な形と言えるでしょう。このタイプのスタンドのみ、技能での能動防御(<格闘>での受け、<盾>での止め)を行ったり、ラッシュを行ったりできます。
b.物品型 5CP
無生物の形をしたスタンドです。「物品そのもの」型とは違って、一般人の目には見えません。例としては、ジョセフ・ジョースター(ハーミット・パープル)や、ホル・ホース(エンペラー)などが代表的です。
c.物品そのもの型 10CP
現実に存在し、一般人にも見えるスタンドです。オランウータン(ストレングス)が例です。
d.身体の一部 10CP
体の一部(もしくは全部)がスタンドになっています。オインゴ(クヌム神)や山岸由花子(ラブ・デラックス)がこれに該当します。スタンドと肉体が同一なので、スタンドと負傷を共有することはありません(無論本人がダメージを受けますが)。
e.小人型 CPさまざま
もっとも応用範囲が広いのがこのスタンドです。3つのタイプに分かれています。
小人型 5/10CP
普通に小さいだけのスタンドです。「小人」となってはいますが、昆虫などもこれに含みます。人型との境界は、身長が1Mを越えるか越えないかです。スタンド使いを−4の修正で守る(「スタンド使いの行動」参照)ことができるなら10CP、スタンド使いを防御することが不可能なら5CPです。
小人複数型 CPさまざま
小人スタンドの特権として、複数人数があります。次の表に従って人数を決定してください。
6人まで:1人につき5CP
50人まで:一人につき1CP
50人を越えると一人につき0.5CP
250人を越えると10人につき0.5CP
例:100人の小人型スタンドに必要なCPは、6×5+44×1+50×0.5=99CPになります。
小人一人の体力は、体力を人数で割った値です。移動力は1です。他の能力値や妖術、妖力は全員が同じ能力・値を持っています。普通にCPを消費してください。小人一人につき、一点のHPを持っています。HPを増やしたい場合は、一点につき人数×0.5CPを消費してください。 小人複数型を攻撃した場合、自動的に命中し、ダイス個数分のHPを減らすことができます。通常であれば、人数分のスタンドを倒すことができます(プラスの修正も、ダイス一個と数えます)。小人複数型が攻撃する場合は、妖術の場合ダメージを攻撃に参加したスタンドの割合で割ってください。直接攻撃の場合、攻撃した人数の割合分の体力の「突き」ダメージを防護点無視で与えます。 人数が20人以上の場合、探知系の能力は全て広範囲型とみなします。ただし、威力レベル14以上の場合は効果q×20人の人数が必要です。
微小型 0CP
見えるか見えないかの大きさのスタンドです。妖力の「縮小化」を参照してください。
人型/小人型スタンドは、集中することで小さくなることは出来ます。10秒集中し、2点疲労することで1ミクロンの大きさまで小さくなります。能力の変化は、「縮小化」を参照してください。ただし、この大きさで10分活動するごとに1点ずつ疲労していきます。
f.憑依型 CPさまざま
人や物に憑依するタイプのスタンドです。イエロー・テンパランスやホウイール・オブ・フォーチュンが例です。憑依しているため、一般人にも姿は見えます。もし、途中で憑依できなくなれば、あなたのスタンドは消えてしまいます。もちろん、このスタンドを選ぶには、「憑依」などの、相手にとりつくことのできる能力を持つ必要があります。
ごくまれに、物品に憑依するスタンドでスタンド自身が意志を持っていた場合、スタンド使いが死んでもスタンドだけが残る場合があります。こういったものにふれた場合、スタンドの意志と触った者の意志で即決勝負を行ってください。スタンドが勝った場合、スタンドに体を乗っ取られてしまいます。
g.不定形型 CPさまざま
砂や霧などの、はっきりとした形を持たないスタンドです。イギー(ザ・フール)やエンヤ婆(ジャスティス)が例です。「〜の体」を参照してください。また、もっと自分のスタンドは強い、と思われる方(エンヤ婆なら「空気の体」でしょうが、風でとばされるのは変だ、など)は、そのように増強してください。
h.その他
その他にも、いろいろなパターンが考えられるでしょう。GMと相談し、決定してください。
スタンドがどの程度自由に行動できるのかを決定します。特にCPを支払わなくても、基本範囲までは自由に行動することができます。10CP支払うことで行動できる距離は大きくなり、以下、特定のCPを払うことで1Mずつ行動範囲が大きくなっていきます。
| 名称 | 基本範囲 | 10CP | 追加1Mごとに |
| 人型 | 1M | 2M | 10CP |
| 物品型 | 5M | 10M | 0.5CP |
| 物品そのもの型 | 1M | 3M | 5CP |
| 身体の一部型 | 10M | 15M | 2CP |
| 小人型 | 2M | 5M | 5CP |
| 小人複数型 | 5M | 10M | 5(註) |
| 小人微小型 | 5M | 10M | 2(註) |
| 憑依型 | 5M | 10M | 1CP |
| 不定形型 | 5M | 10M | 1CP |
| 註: 小人複数型と小人微小型は、このCPを払うたびに距離が2倍になっていきます。例えば、小人複数型で60CP支払うと、10M(最初の10CP分)×1024(距離2倍が10レベル分)=10240M、約10qが効果範囲になります。 |
その他の場合は、GMと相談して下さい。
スタンドは、本人から離れれば離れるほど力が弱くなります。
2M以内なら、スタンドはその本来の力を発揮できます。2Mから行動範囲の半分までなら、スタンドの体力を半分とみなします。半分から4分の3だと、体力1/2、妖術のレベルは半分になります。4分の3以降は、スタンドの体力・妖術レベルは1/4になってしまいます。また、射撃系の能力も、最大射程は行動範囲となります。
次に、スタンドの周囲の知覚方法を決定してください。CPを払わなければ、スタンド自身が知覚することはできません。
a.スタンドがものを見る(15CP)
スタンドが独自にものを視覚することができます。
b.においで探知(15CP)
人の存在をにおいで感じ取ります。周囲の状況もにおいで判断することができます。
c.二酸化炭素を探知(10CP)
二酸化炭素で生命の存在を感じ取ります。
d.熱を探知(10CP)
熱によって周囲の状況を確かめます。気温が37度程度の場合は、困ったことになるでしょう。
e.スタンドはものを見ない(0CP)
スタンドで状況を確認することはできません。スタンド使いがついている必要があるでしょう。
GMはこれら以外にも自由に付け加えてかまいません。
以降は、妖魔夜行と同様に妖力・妖術を獲得して下さい。
スタンド用追加妖力
スタンド用追加妖術
一部、原作にあった能力の例を示します。このほかにも、新しい妖術を考え出してもかまいません。しかし、大抵の能力は「連動」などで妖術を組み合わせることで再現可能ですので、今までにある妖術と効果が重ならないよう、十分注意して下さい。 また、「アナザーワン」(「スタンドの使い方」参照)はあくまで例です。このような感じで、アナザーワンを考え出して下さい。
ジッパー:威力コスト10/射撃/肉体/一瞬
物体の表面上に、ジッパーをとりつけます。「開ける」ことによってその部分を切り離すこともできます。また、「閉じる」ことによって違うもの同士をくっつけることもできます。一レベルにつき、10センチのジッパー一つを取り付けることができます。体をバラバラにしても、その部分は生理的にはつながっています。 10レベル以上の場合、ジッパーで開けた空間に潜むこともできます。
ジッパーを取り付け、「開く」事によって相手の体を切り取ってしまうこともできます。この場合、威力レベルをそのまま体力に置き換え、導き出される「突き」のダメージを、防護点無視で与えます。これによって部位が使えなくなったら、その部位は「切り離された」ものと考えます。
アナザーワン:空間にジッパーを取り付けられるようになります。中の空間は、いかなる術でも探知することはできません。また、この空間を通って任意の場所に再び現れることもできます。
復元:威力コスト8/射撃/精神/永遠
物体・エネルギーを元の形に戻します。一度に元に戻せる重量は、「念動」の重量表を見て下さい。これによって元に戻せるのは無生物だけです。もし精度レベルの判定に失敗すると、元の形とは異なった形に復元されます。
威力コストを10にすることによって、生物も復元できるようになります。
また、レベルと同じ威力の直接攻撃系妖術を跳ね返すこともできます(妖術での「受け」に成功したら)。
アナザーワン:空間そのものを復元できます。半径レベルMの空間を任意の時間まで戻すことができます。
1.スタンドの出し方
スタンドを出すには、一ターンの集中が必要です。<スタンド>判定に成功すれば、一瞬で出現させることができます。
2.スタンド使いの行動
スタンドを出している間、スタンド使いは移動や会話、スタンド制御しかできません。スタンドを操っている間に攻撃を受けた場合、能動防御を行うことは不可能です。もしスタンド使いが行動しようとすると、スタンドの方が無防備になります。防御の可能なスタンド(「スタンドの外見」参照)が同一ヘクス、もしくは前面ヘクスにいる場合、スタンド使いをかばって、代わりに防御することが出来ます。前面以外の隣接ヘクスにいる場合は、−4の修正でかばえます。
スタンドを出しっぱなしにしていると、生命力(スタンド使いの)分につき一点ずつ疲労していきます。戦闘時なら、分でなく秒になります。
3.スタンド攻撃
相手からスタンド攻撃を受けた場合、状況によって防御に修正がかかります。
スタンド攻撃を予期していなかった:防御・抵抗に−6
最初の攻撃は、たいてい−6です。しかし、調査していくことによってこの修正は減っていきます。
例:
スタンドの攻撃と分かったなら修正が2減少
スタンドの姿を見つけたら修正が2減少
スタンド使いが分かったら修正が1減少
相手のスタンドの能力が判明し、そのトリックが分かったなら防御・抵抗に修正はなくなります。また、味方が殺された・形勢逆転など、「負け犬ムード」になれば防御・抵抗に−2(他の修正とは重複しません)の修正がかかります。
4.負傷について
スタンドが受けた傷はスタンド使いも同じ割合でダメージを受けます。逆に、スタンド使いが受けたダメージはそのままスタンドにも適用されます。朦朧、部位の負傷などはお互いに影響を受けます。スタンド使いが気絶すると、スタンドは消えてしまいます。スタンド使いの傷が治ると、スタンドの傷も同様の割合で治っていきます。スタンド使いが全快すると、スタンドに傷が残っていても全て直ります。
5.アナザーワン
全てのスタンドは、スタンド使いが危機に陥ったときに発現する、アナザーワンの能力を持ちます(「進化」とは少し異なります)。突然発現する能力ではありますが、急に考えるのは難しいのであらかじめ考えておくべきでしょう。 スタンド使いが死亡判定を行うか、もしくは死の「秘密」がばれそうになる度に、スタンド使いの「意志−10」判定を行ってください。成功すると、スタンドが「覚醒」します。全く新たな、強力な能力を得ることができます。もちろん、スタンド本来の能力とあまりにかけ離れていてはいけませんが。 その覚醒した能力に、CPを払う必要はありません(!)。ただし、発動させるには未使用CPを全て消費しなければなりません。つまり、CPが残っていない場合は使用できない訳です。同様の状況が再び訪れたときに、使用を試みることができますが、未使用CPぜんぶと「意志−5」判定が必要です。
特殊な呼吸法によって、様々な能力を使いこなす者たちです。<呼吸法>が全ての波紋能力の基本になります。
<呼吸法>16レベルであることが波紋使いの前提条件となります。
波紋使い必須特徴
波紋使い 20CP
特殊な背景/波紋の修行(15CP)、長寿(5CP)
「波紋」と呼ばれる、呼吸法を応用してさまざまな能力を使いこなす人々のことを波紋使いと呼びます。
特殊な背景/波紋の修行
「波紋」の修得は独学ではほとんど不可能であり、誰かに学ばねばなりません。波紋使いは決して多くはないので、教えを請うのは非常に困難なことです。この特殊な背景は、運良くその機会に恵まれたことを表しています。
長寿
波紋使いは、その独特の呼吸法によって、大変長い寿命を誇っています。
「波紋」の能力は多岐に渡り、また応用性も高く、ガープスのルールで再現するには、かなり難しいものです。
暫定的に、「ガープス・マジック」を使用して、魔法として波紋能力を修得して下さい。知力の代わりに呼吸法が、魔法の素質の代わりに波紋の素質が、それぞれ適用されます。ただし、このままだと<呼吸法>のレベルをいくらでも高くできてしまうので、<呼吸法>の上限を知力+2にしておきます。
吸血鬼、柱の男、一般人はルール作成中です。
おまけ……ここまで読んでいただいたあなたに。
スタンドキャプターさくら
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