3/21「螺旋回廊リターン」


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 今年もやってまいりました大学のサークル合宿。相も変わらず参加してきました。しかも全日。
 まあ色々ありました。新ゲームも色々出ましたし。つーことで軽く感想書いておきましょう。

GURPS百鬼夜翔
 妖怪になって遊ぶGURPS妖魔夜行の最新作。完全版というより、リメイクに近い位置付けです。
今まであったルールの穴がほとんど塞がれ、よい感じに仕上がっております。しばらく遊んで研究してみる必要がありそう。

ブレカナ2nd
 ロールプレイ重視っぽい世界の癖に中身はただの戦闘ゲーム、の最新作。
 百鬼夜翔と比べるとこれは単に版が変わっただけなのでは……?という気もする。正直新作で出すほどのものではない。前作を我々が金出してデバッグした結果できた完成形みたいな印象をもった。
 インチキなほど強いコンボが封じられ、曖昧なルールもすっきりした。このルール自体は好きなので前作を買っていない人は買いだ。前作を持っている人は正直しょんぼり。

シン・アポカリプス

 鈴木大司教の放つメガテン最新作。メガテンとは名乗ってないけどどう考えてもそう。
 はっきりいってシステムが退化してます。最初の誕生編に戻った感じ。
 が、判定方法は面白い。目標値以下でいくつサイコロが振れるか、が成功度になるのだが、賭け事の要素が強くなかなか面白い。0が10ではなく0なので無限の可能性も秘めてるし。一つ一つサイコロを振るたびに一言ずつしゃべると盛り上がる。そのおかげでついついサイコロを振りすぎるハメに。
 プレイしたキャラが探偵ということもあってか、なんとなく「ラブ・ネゴシエーター」を思い出した。
 「今のっ」(ころころ)「おまえはっ」(ころころ)「間違っているっ」(ころころ)
 って感じで気分はタイピング。今のところ操気が最強。エタニティエイトォ!!

 他にも久々に指輪物語をプレイしたり(やっぱこのゲーム面白い)とかなり満足な内容でした。欲を言えばブルーローズも遊んでみたかったなあ。

 で、当然僕もGMしたんですが、今回は少し変わったゲームをプレイしてみることにしました。システムはクトゥルフとオーソドックスなんですが、元ネタとして「螺旋回廊」を用いてみたのです。
 ということで、ここから先は20歳以下の人は読まないでね。あと、暴力描写が嫌いな人、螺旋回廊のネタバレ嫌う人も。もちろん、このセッションをプレイヤーとしてやってみたい人も見ないで下さい。

 ま、螺旋回廊といっても2のほうなんですが。過去に紹介した通り、僕はこのゲーム結構好きです。エグい描写もあるんですが、その前後の萌えパートと反撃パートが実に心地よい。というか、この二つがあるからこそ物語がグッと引き立つのです。
 螺旋回廊1好きにはその辺りが賛否両論分けたようで……と、まあそれは置いといて。
 プレイしたときから、これはテーブルトークのネタとしても結構使えるな、とそう思っていたのです。元々エロゲーネタはテーブルトークと相性がいい。今までも僕は数々のエロゲーを元ネタにシナリオを作ってきました。昔はアイデアは秀逸でもエロゲゆえに活かしきれていない、宝石の原石のような設定のエロゲがいっぱいありましたし、一般ゲーに比べゲームをプレイした人が少なかったからです。この二つは今やもう当てはまらなくなってしまいましたが。
 この螺旋回廊は舞台が現代ゆえとっつきやすいし、何より追い詰められる焦燥感と憤り、そしてその後にやってくる反撃によって得られるカタルシスは、TRPGのシナリオにおいて基本といえるものでしょう。
 テーブルトークのシナリオはキャンペーンならともかく、単発の場合目先の冒険で終わり、そこにテーマといえるものがない場合はほとんどです。トラブルに巻き込まれ、あるいは依頼を受け解決して終わり。もちろんそれはそれで楽しいのですが、たまにはこってりとシナリオを重視したプレイをやってみたい。
 そこにこのゲームはぴったりでした。愛なんてものをテーマに持ってこようなんて、恥ずかしすぎて普段では絶対に不可能です。
 しかしまあ合宿という普段とは違う場所でのセッションなら、そういうことをやっても許されるような気がします。実験的なことができるのが合宿のよいところですし。

 今までもエロゲネタを使ってシナリオを作ったことはありましたが、今回は決定的に違う点があります。それは、エロを避けて通れないということ。今まで使ったエロゲの場合、エロシーンはスルーしても問題なかったのですが、この螺旋回廊はエロなしでは成り立ちません。
 これが非常に恥ずかしい上に気まずい!!男同士でラブシーンの演出はもちろん、レイプの被害者役まで演じなきゃならないのです。僕は割と役にのめりこむ上、ちゃんと演技するほうなので、さすがに被害者の役はいいものじゃありません。本当に被害にあわれた方の心情には及ぶべくもありませんが、それでも演じてて震えがきます。
 後半に至っては加害者と被害者、同時に演じるのでもう大変です。
 ラブシーンの方はもう男同士で何やってるんだろうという気持ちにさせられること請け合い。ま、その無理っぽい役に挑戦するのは面白いんですが。恥ずかしいならナレーター口調でやればいいと思うかもしれませんが、それではやはり雰囲気が出ない。
 演じている自分は完全に役になりきっているので恥ずかしくないのですが、他のプレイヤーはどうなんだろう。と思ったら向こうも別に「キモっ」とかは思わないようです。ただ、問題はゲームに参加していない人。ゲーム参加者はいうなれば共演者なんですが、ギャラリーは完全に観客であり部外者です。当然彼らはGMの演じている役をみているのではなくGM本人を見てます。
 普段ならまだ平気なんですがさすがに18禁シーンを他人に見られるのはエロゲーのプレイを他人に見られるようで、当人からすると気まずいものです。
 合宿では他の卓でゲームが終わった人がゾクゾク見物にやってくるので途中はもうたまりませんでした。さすがに耐えられなくなり途中で退場願いましたが。追い出しちゃった人ごめんなさい。

 ここからがプレイの報告。プレイヤー三人にキャラを作ってもらいます。
PC1……高校生。妹持ち。
PC2……高校生。恋人持ち。
PC3……大学生。

 まずは萌えシナリオ。ここでプレイヤー達の感情移入度を上げとかなきゃなりません。心がけるは丁寧なキャラ描写。恥ずかしくても逃げちゃダメです。
 タイムテーブルにそって話をすすめていきます。螺旋回廊ではこの萌えパートの期間はそれなりに長いのですが、TRPGでは余り長いとプレイヤーが飽きちゃいます。そこでこってりと内容を詰め込んで一気に進んでいきます。
 おかげでPC3のイベントは毎日ギッシリ。最初はただのヒッキーなのですが、女性を助けた事から運命が急転直下、爆裂的にエロゲ主人公の道を突き進んでいきます。

 携帯電話を使ってプレイしたり、パソコンを使ってネットの雰囲気を味わってもらったり。一番疲れたのは掲示板のログ作り。おかげで雰囲気を味わってもらえたようです。

 長くなりそうなので続きは次の機会に書きます。気が向けば……。