ようこそようこ、終了。面白かったッス〜。終わるのが残念でたまらなかったけど、こればかりは仕方ない。でも、もっともっと見たかったなあ。
この作品のことがあまり見えてこなかったことが分かったような気がしました。これは、いくら言葉を尽くしても語れない作品です。実際に見ないと、分からない。言葉を尽くして説明しても、実際のものには到底及ばない。この作品の魅力に、「歌」があります。しかし、こればかりは伝えようがない。実際に聞かないことには感動を分かちようがないのです。
書きつくせないことは承知で書くと、この作品の魅力は歌と登場人物、これに限ります。歌は実際に聞いてもらわないと分からないし、人については以前書いたような気もするんですが、とにかくいい。みんな、生きています。
それに、キャラクターのことがほとんど分からない点もナイス。詳細な設定を見せびらかし、その人物の過去に関する話を見せることで、物語を深く掘り下げ、奥行きのある物と錯覚させるようなアニメも多い中で、「ようこのようは太陽のよう、でもそれ以外は秘密」で最後までやってのけてしまうのだから頭が下がる。大事なのは過去でなくて、今ここで彼女たちが出会ったことが大事なのだ。いろんな背景が分かったら分かったで面白いだろうが、それを知っても何にもならないような気がする。たとえいきなり羽が生えても、まったく気にならない。なぜなら、ようこはようこだからだ。これで納得できるから、この作品はすごい。
あー、やっぱりもっと見てぇ。ようこって、ミュージカルとかやらなかったのでしょうか?まさに、ミュージカルにうってつけの作品だと思うのですが。やっていてもいなくても、この10周年を記念してやってくれないかな〜。万難を排して見に行くというのに。
そうそう、10周年といえば実際に渋谷でイベントがあるらしい。これはもう参加するしか!10年たっても、大勢の人がこの作品のことを覚えているってだけでも、この作品のパワーが分かると思います。
ま、少なくとも50年、いや40年先まで忘れるわけには行かないんですが(下記参照)。
(以下ネタバレ。細かなことについて色々と。)
物語終盤で、よっきゅんはトラックに轢かれそうになるんですが、これはもう、ミンキーモモを見ていた者にとってはまさにドキリとさせられる瞬間でした。結局ようこは助かっちゃうんですが、ここにモモとようこの違いが凝縮されていたような気がします。ま、この後で制作された新ミンキーモモでは、また世の中は酷い状態になっていましたけど。
あと、「のべっち」てなんですか?知ってる方、是非教えて下さい。一体どこからこの単語が生まれたのか、気になります。
放映されてから今年でちょうど10年、よく考えたら今年は「雪のラビリンス」で死んでしまった青年が渋谷に迷い込んでくる年ではありませんか。渋谷在住の方、なんとか彼を救ってあげてください。また、渋谷に行こうという方は、交通事故に気をつけて下さい(笑)。
そして、ようこが再び渋谷に現れるのは50年後。でも、もう10年経ったので残るは40年。10年待つ時間が短くて済みました。いや〜、得したな、俺。