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日本では簡単に、いくつでも、どこの支店でも口座が開ける。
しかしイギリスでは開ける口座は基本的に1つだけ、しかも自宅か職場に一番近い支店だけ、と厳しい。
脱税や不正送金、マネーロンダリングを防止するためで、本人確認が非常に厳しい。
日本のように「窓口で即日発行」ということは少なく、「面接」「審査」がある場合が多い。
通帳はなく、利用明細が毎月送られてくる。
最近はやりの「CITI BANK」のキャッシュカードがあれば口座はなくてもすぐには困らない。
しかし口座を開いておくことを薦める。以下の理由から。
1:英国は小切手社会だ。自分が使うことはなくても、個人売買の代金の支払いや旅行キャンセルの返金、
買物の際の返金も小切手で受け取ることがある。もちろん「現金で」と強く言えば現金でくれるだろうが、
日数を要することもある。防犯上、手元には現金をたくさん置いてないためだ。
受け取った小切手は自分の口座のある銀行に持っていくと、2・3日後、自分の口座に入金される。
この口座は「普通口座」でも「当座口座」でもかまわない。
小切手には受取人の名前が書いてあるので、その名義以外の口座では換金できない。
(自分の口座以外ではお金に出来ない)
3:日本は超低金利時代、定期預金でもほとんど「0」と言う状態だ。
英国は98年からバブルがはじけ利率が下がったとはいえ普通預金でも5%前後(現在はもっと低い)はある。
私の例で恐縮だが97年(バブル時)、日本円にして約100万円、一年間置いておいた。
ついた利子は一年で約10万円、日本まで一時帰国で往復できる値段だ。
しかも利子は毎日複利で利子が利子を生むシステムだ。借金時は恐ろしいシステムだが預ける分にはありがたい。
普通預金は銀行によって名前が違うが一般には「Savings Account」と呼ばれる。
当座預金は「Cheque Acc」とか「Current Acc」と呼ばれる。
なお、学生、特に語学学校生(一年未満の短期が多いため)には当座預金を開かせない銀行が多い。
小切手は一種の「借金」のため「踏み倒して帰国」を防ぐためだ。
残高以上の小切手を使った場合の「手数料」は馬鹿にならない。
比較的学生でも小切手帳を出してくれるのは「MIDLAND BANK」(現在はHSBC)なので、当座口座が欲しい人は当たって見よう。
ロイズTSBとバークレー、ナット・ウエストは一般的に厳しい。
しかし、これもビザと同じで、銀行でも支店、担当官によって甘かったり、厳しかったりする。一口には言えない。
普通口座は基本的に誰でも作れる。
銀行によっては「Student Account」といって、学生用の口座を用意しているところもある。
「現金30ポンドプレゼント」とか、「列車の割引券プレゼント」といった
特典つきの口座だ。たいてい口座開設の条件は「2年以上」とか
期限が決められているので、短期の留学には向かないが、条件に合う人は申し込んでみよう。
必要書類は
なお、銀行以外にも「Building Sciety」という住宅金融公庫みたいなところにも口座は開ける。
一般の銀行は通帳を発行しないがこれらは通帳を発行してくれる。
しかし一般の銀行の方が外国人の扱いには慣れていてスムーズ。どちらも金融の国だけあって支店は多い。
郵便局でも口座は開けるがだいたい銀行と同じ。小切手は厳しい。
イギリスでは小泉首相よろしく、郵政事業はかなり民営化されていて、
「郵便事業」と「貯金業務」は分離され、貯金業務は一般の銀行と同じ扱いになっている。
従って郵便口座の小切手等は「郵便局株式会社」と印刷されている。
ATMはこっちでは「Cash Point」と言った方が通りがいい。
24時間お金を下ろすことができ提携金融機関の機械なら手数料は無料、
それ以外なら1%か1.5%の手数料がかかる。入金は機械では出来ない。
窓口に行って入金する。入金はカードを使うのではく、
「自分専用に印刷された入金小切手」を使用する。
入金専用マシンというものを見たことはあるが、日本のような機械ではなく、
「機械の横に封筒」があり、その封筒にお金と入金票を入れて、機械の「口」に投入する
「ポストのような」ものだった。ショボイ・・・
日本のATMは振込みから入金、定期預金開設、はては宝くじまで購入できるスーパーマシンだが、
海外のATMは「出金・残高照会」のみがほとんどだ。
英国内の送金は「振込み」という制度が定着しておらず、手数料が10ポンドを超える。
英国での送金は「小切手を郵送する」というのが一般的なので、振込みは「大金」の
移動に限られる。しかし大金の移動でも「銀行振り出し小切手」 (Banker's Draft)
を郵送するのが一般的であり、
日本とはかなり事情が異なる。小切手は受取人が指定されているので
普通郵便で送って、もし違う人が手に入れても、その人物は換金できない。(小切手の記事を参照)
イギリス人は小切手の郵送が一番安全な送金方法だと信じている。
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