ブタマンのひとりごと




2001年12月24日


私の飼っていたハムスターが死んでしまった。


神戸が初雪を記録した翌日の早朝、巣の中で冷たくなっていた。


私の防寒対策が不十分だったために死なせてしまった。


「可哀想」というより、「ゴメンなさい」という気持ちでいっぱいになった。


庭に穴を掘り、枯葉を敷き、まるくなった小さな体を置き、枯葉を掛け、土を盛った。


その上に季節外れの花の種をまいた。芽は出ないかもしれない。


部屋に残された空っぽのケージを見るのが辛くて、ダンボールをかぶせた。


昨日まで元気に車輪を回していた。


昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来るものと思っていた。


でも今日、車輪は回らなかった。










2001年12月17日



私はニュース以外、地上波のテレビはほとんど見ないのだが、欠かさず見る番組がある。


NHKの「プロジェクト X 〜挑戦者たち〜」である。


決してスポットライトを浴びなかった、しかし日本の歴史や発展に大きな影響を与えた無名の日本人たちの物語。
あの番組を見ると、冷め切っていた日本人としての熱い誇りが沸々と湧いてくる。


慕われる上司、期待に応える若い部下、命懸けの作戦、官民を超えた団結、
世界初の技術、未知なる分野への進出、既成概念を超えた発想、命を懸けた決断
「使う人間」と「使われる人間」の対立、葛藤、そして信頼・・・


中島みゆきのエンディングソングを聞きながら、「ニッポン万歳!」と日本人であることを誇りに思うのである。


その余韻を引きずった直後のNHKニュース10


責任を取らない経営者、腐敗する官僚、無能な政治家、自己中心的な若者の犯罪・・・


一気に現実の世界に引き戻され、熱くなった血は冷め、日本人としての誇りはチリのように飛んでいく。


外国からは日本人は逆境に強いといわれる。冷静でパニックにもならない。


しかし同時に「調子に乗りやすい」国民でもあり、「ヘコみやすい」国民でもある。
つまりバブル絶頂期にはイケイケドンドン、怖いもの知らずで猪突猛進し、
不景気の今は完全に出口を見失って、悲観的観測が大勢の自信喪失状態である。


まさにこの火曜日午後9時15分から10時55分のあいだの私が、その典型である。










2001年12月10日


この世の中に「寿命がない」生物がいると信じられるだろうか。しかも身近に。


O-157など食中毒で有名な「大腸菌」、バイキン君の代表選手だ。


構造が単純で研究材料としても広く使われ、水中・土中・体内など広く生息している。


なんと彼ら?には寿命がないらしい。つまり何年でも生き続け、老衰で死ぬことはない。
「不老」ではあるが「不死」ではない。アルコールなどで死んでもらわないとこっちが困る。
熱や乾燥、飲まず食わずでもおそらく死んでしまうのだろう。


しかし彼らは永遠の命と引換えに失ったものがある。


「進化」だ。


彼らは永遠の命を得たときから進化を失った。


人間が猿から進化し、火を使い、空を飛び、宇宙にまで飛び出しているあいだ、
彼らはそれ以前からずっと、単純構造のバイキン君のままだったのだ。


進化とは一種の「バグ」らしい。


進化をしない、つまり以前の遺伝子構造「ファイル」を忠実にコピーし続ける限り、バグは出ない。


しかし進化をする、成長をする、つまり以前のファイルに「手を加え」コピーを続けると
スキャンディスクでもノートンでも自己修復できないファイルの破片、バグが発生する。


やがでバグが蓄積され、動作が不安定になり、システムファイルに達した時、マシンはクラッシュする。


それが寿命というものだという。


大腸菌が自ら進化を捨てたのか、それともそうさせられたのか。


まさに「神のみぞ知る」といったところだが、


進化を続けてきた人間はまさに,その神の領域に今、踏み込もうとしている。











2001年12月3日


「どうしてアメリカが狙われたのかわからない。こんなに世界に貢献してるのに・・・」


アメリカで同時多発テロが起こったときのアメリカ人の反応だ。


思わず笑った。冗談かと思った。


テロを理解することは出来ない。しかしアメリカが攻撃されたこと自体は理解できる。


アメリカ人のアメリカに対する自信と誇りは、山よりも高く、海よりも深いことも知っている。


Might is Right.


自らの価値観で「正義の鉄槌」を都合よく振りかざす国に東洋の言葉を贈ろう。


「窮鼠、猫を噛む」


ああ、他国の言葉に耳を傾ける国ではなかったかな・・・ゴメンゴメン。


「馬の耳に念仏」


合掌











2001年11月26日


イギリスのあるメディアが、ロンドンに駐在する各国外交官に対してアンケートを行った。


327人から得た回答によると、ほとんどの人が


天気が悪い

飯がマズイ

渋滞がひどい


と嘆いており、9割の人が「物価が高い」、6割の人が「イギリス人の友人を作るのは難しい」と答えている。
(発展途上の小国が「物価高」を嘆くのは許すが、国民の血税をむさぼる某国の外交官がのたまっているのであれば…)


高給を取り、一等地に住宅を与えられ、公用車で移動し、外交官特権を持つ身でもロンドンはツライらしい。

外交官特権

不逮捕特権 … 悪いことをしても捕まらない。スピード違反でも買春でもドンとこい
非課税・非納税 … 個人的な買い物でも税金や関税を払わなくていい
出入国時に空港で行列に並ばなくても優先的に通過できる
出入国時に荷物チェックや身体検査を受けない

民間人を見下して偉そうにしてもいい
税金で愛人へのプレゼントや家の改装費を払ってもいい
税金でドンペリを空けて、綺麗なオネエさんをはべらせてもいい。
(一部の国の外交官だけ)

などなど「王様」になれる権利


それでも「ロンドン勤務には満足している」という意見も多いのは、
外交の重要な中心地のひとつで勤務する「外交官としての」誇りなのだろう。


やはりロンドンはロンドン、「腐っても鯛」といえば言い過ぎか。











2001年11月19日


タリバン政権が崩壊した。


これでアフガニスタンに平和が来るのであろうか。


北部同盟が事実上支配下に置いた。しかし、そもそもタリバンの発生を生み、内戦のきっかけを作ったのも彼らだ。
過去の北部同盟政権下では略奪、婦女暴行、虐殺が繰り返され、その結果、首都を追われた集団なのだ。
各部族間の利権確保、拡大の末、部族間が争いをはじめ、内戦に突入した。


第一次世界大戦中、中東では「大アラブ構想」という名のもと、各部族が連合し、ヨーロッパやトルコと戦った。
連合して奪ったアカバの港では、各部族、自分たちが占領した施設・地域を手放さなかった。


港は〜族、変電所は〜族、通信設備は〜族・・・


やがて部族間で利権にからみ対立が起こる。


対立する部族には電気を送らない、港を使わせない、通信をさせない、道路さえ使わせない。


やがて武力衝突に発展し、合議による共同統治は崩れ、支配地を失う。


以上は映画「アラビアのロレンス」の一場面だが、今回の状況にやけに重なる。


侵入者には連合して戦うが、共通の敵がなくなれば自己の権益確保に走る。


あれから約90年、そしてたったの5・6年、歴史は繰り返すのであろうか。











2001年11月12日


日本では「皇位継承権」を巡ってちょっとした論議がある。


皇室になかなか男子が誕生しないので、法律を改正して「女帝」が即位できるように、というものだ。


今度の雅子妃殿下の結果によっては本格的に議論されてくるだろう。


さて、世界にはこの「継承権」を巡って面白い話がある。


カジノ、グランプリ、そしてグレース・ケリーで有名なモナコ公国、小さな小さな国だが独立国である。


フランスが1919年のウィーン会議で独立を承認した際に、その条件として以下のような取り決めがなされた。


「もし、男子の公位継承者が途絶えたときには、フランスに併合する」というものだ。


なんだか中世の約束事のようにみえるが、今でも有効な協定なのだ。


モナコ公妃って、つくづく可哀想。


将来、モナコという国がなくなりませんように。










2001年11月5日


私は何を隠そう「快眠追求主義者」である。


と同時に安もんの旅人でもある。もちろん旅先ではどんなマクラでも眠れる。
いつでも、どこでも、だれとでも? 眠ることは出来る。
三日三晩眠らず、強行軍でも移動してきた。(今は無理)


しかし旅人を船とするなら、せめて港にいるときは、ゆっくりと修理したいものだ。


「人生の3分の1はベッドの中」ということで、寝具、特にマクラにはこだわりを持っている。
マクラは購入時に「試し寝」が出来ず、使用後の返品・交換もきかないので「ピッタリ!」というものの購入が難しい。
いままで何個もマクラを買っては試し、押入れに仕舞い込んだり、親に「払い下げ」していた。


私が今までで一番気に入っているものはバンコクで定宿にしている安ホテルのマクラだが、
もう何年も通っている小さなホテルなので従業員に面が割れており、さすがにパクって帰るわけにもいかない。
1000円ほどで売ってくれるのだが、大きい上に、ひそかに重い。


今まで自宅で使用していた「カナダ製メディカルピロー」 も、長年のお気に入りであったが、
とうとうヘタってしまいペシャンコに・・・ということで新しいものを先日購入した。


「京都・都ホテルのマクラ」
 12000円! (ホテルと同じ高級マクラカバー付)


これはいい。最高だ。(値段も・・・)


素材は英国ダンロップが開発した「ピンコアラテックス」という天然ゴムを使用している。
それを商品化した「ダンロピロー」というものを都ホテルが改良を加えて客室に置いている。
ホテルには様々な好みの人が来るので、「硬いマクラ」が好きな人にも対応できるように
片面に「極小パイプ」を充填し、「硬軟両面」使用できるよう工夫されているのだ。


「ラテックス製マクラ」は結構あるのだが、ダンロップの「ピンコアラテックス製」はなかなか見つからない。


都ホテルは国賓も宿泊する高級ホテルなので、私ごとき貧乏旅行者は利用したことはないが、
「ダンロピロー」を探していたところ「都ホテル仕様」が市販されていることを知り、
ある通信販売会社から購入した。私はひそかに「〜御用達」という名前に弱い。


このマクラの特徴は以下の記事の通りである。(紹介ページより抜粋)



英国ダンロップ社の「ダンロピロ−」はヨ−ロッパの人々に60年以上もの間愛され続けている寝具のトップブランドです。

 「ダンロップ」と言えば、日本ではゴム製品や自動車部品、スポ−ツ用品のメ−カ−として知られていますが、
海外では、快適な状態で安らかな眠りを誘う理想の寝具用品としても広く親しまれています。

 寝具素材の研究は、1920年から英国にあるダンロップ安眠研究所で行っていますが、
天然ゴムを基にした素材ピンコアラテックスを応用したダンロピロ−は、
ホコリやバイ菌のない清潔な環境でダウン感覚の寝心地が得られる枕として広く愛用されています。

 「ダンロピロ−」製品に使用されているピンコアラテックスとは、ダンロップ社が独自で開発した
天然ゴムと合成ゴムをほどよく配合した寝具素材。

 寝具は長年使用していると、綿毛やダニのカケラ、細菌、カビの胞子など雑多なホコリが出ると言われていますが、
ピンコアラテックスは素材がラテックスゴムなので、ホコリの発生を最小限に抑え、
オキサイド・ジンク(酸化亜鉛)の働きで、細菌の増殖を抑制します。

 安眠研究所で行った「18時間抗菌性テスト」では、無加工綿ガ−ゼは約4500倍に細菌が増えているのに対し、
ピンコアラテックスは約2.4 倍。細菌の増殖単位は通常500 〜1000倍が普通とされているので、
2.4 倍という値は非常に低い数字です。つまり、綿素材に比べ衛生的だという訳です。
なお、安全性については「問題はない」とのことです。

 その他、ピンコアラテックスはゴムの特性である反発力を利用して体圧を均等に分散させる性質があり、
3000以上のピンホ−ルと無数の空気孔が優れた通気性と吸湿性を保っています。
また、ぬるま湯で丸洗いしても素材にへたりがなく、ダウン感覚の寝心地をいつまでもキ−プ。
ふんわりとしたフレッシュ感覚が国際的に好評です。

日本では世界各国の国賓が利用する京都都ホテルで、「ダンロピロ−」製品とほぼ同じ仕様の枕を使用しています。



マクラは好みに個人差があり、誰にでもお勧めというわけにはいかないが、私のHIT商品である。


ホテルは眠る場所を提供するだけではなく、「快適さと安らぎ」をも売るところだ。


確かにバンコクのマイ宿も自分の部屋の次に落ち着く「マイ・プレイス」である。







2001年10月29日


今日、「テロ対策特別法」が成立した。


「日本人は言葉遊びが大好き」という話をどこかのページでしたが、もともと「自衛隊」という言葉自体がまやかしだ。


英語では Self Diffence Force と「自称」しているが、外国からは単に Army と呼ばれている。つまり「軍隊」だ。
外国の友人に Self Diffence Army と言ったところで、不思議な顔をされるだけである。


そもそも軍隊というものは、自国の防衛のために存在しているわけで、
他国への侵略を目的と公言している軍隊などはない。


それを白々しくも Self Diffence と呼び、呼ばせているのも滑稽な話ではないだろうか。
日本の自衛隊は金額的には西側上位の装備をもつ、立派な軍隊なのだ。


「護衛艦」という名前もまやかしで、同じ型の艦は外国では「駆逐艦」であり、「巡洋艦」である。
しかしそれでは「攻撃的性格」を連想させるので、防衛的な「護衛艦」と呼ばせている。
守るべき「空母」もなく、何を護衛するというのか。


いま話題の最新鋭ミサイル巡洋艦「イージス艦」 (これも「護衛艦」である) もアメリカと日本しか持っていない。
日本がアメリカの横槍で共同開発にさせられたFSXという次世代高性能戦闘機があるが、
「支援戦闘機」とか呼ばせている。しかし外国にそんな呼称はなく、「戦闘爆撃機」に分類される。


「輸送艦」という名前になっているが、実物は「強襲揚陸艦」に他ならない。
これも「刺激的な名前」なので輸送艦という防衛的な名前でごまかしている。


自衛隊のことだけではなく、あらゆる社会の矛盾を「言葉のすり替えによるゴマカシ」で
その場を乗り切ろうという体質は、そろそろやめてもらえないだろうか。


「機関銃1丁ならいいが2丁はダメだ」とか
「ミサイル発射中は戦闘区域だが、発射後は戦闘区域ではない」とか
これも木を見て森を見ない、あきれた論争だ。


日本の論理が国際社会で通用するとはとても思えない。


「軍備を持たない防衛」というものも可能である。
しかし実際には守るべきものが大きい主要国にとっては「保険」みたいなもの、
Peace of Mind の存在としても必要なものだと思う。


これを「右傾化」「軍国主義」というなら、世界中の軍隊を持つ国を
「軍国主義国」と呼ばなければならないのだろうか。


中国や韓国にとやかく言われることにはもう、ウンザリであるし、
いつまでも気を使う日本政府にもウンザリである。


「日本の防衛力は近隣諸国の脅威にはなり得ない」という意味不明な政府説明、
脅威のない防衛力のどこに、攻撃に対する抑止力があるというのか。








2001年10月23日


いま作者が「はまっている」CMがある。


任天堂ゲームキューブ 「ピクミン」


「ぼくたちピクミン、あなただけに〜ついていく〜」 ・・・


なんともあの単調な哀愁漂うメロディーに、淡々とピクミンの一生が唄われている。


一生懸命尽くしたあげく、最後には「そして〜食べ〜られ〜る〜」なのだ。


子供向けゲームソフトのCMに「人生の悲哀」を感じてしまう。



ここでピクミンのCD買えます。

売れ筋上位だよ、おい・・・
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