全教神戸市教職員組合 第29回定期大会

              
                     特 別 決 議

 憲法「改正」を前面に掲げる安倍内閣は、昨年末の教育基本法改悪に続き、今国では
その具体化として教育関連3法案の採決を強行しようとしています。

 私たちは子どもたちに「愛国心」を押し付け、教育への国家的介入を教育現場の隅々ま
で広げようとする、この「教育再生」法案を許すわけにはいきません。

 また5月14日には、自公などによって改憲手続き法が強行採決されました。これにより
憲法「改正」に必要な法的手段が作られたことになり、「憲法を守れ」の共同を大きく広げる
たたかいはいよいよ正念場を迎えようとしています。

 ヒトラーが権力を手にしたとき、最初に手をつけたことが「教育改革」であったように
安倍内閣も今、なりふりかまわずに教育の国家統制の道を突き進んでいます。そしてこの
狙いが9条改悪と一体になって「戦争する国づくり」「そのための人づくり」であることは
ますます明らかになってきました。

 しかし一方で「9条を守れ」の一点での共同は歴史的な運動の広がりを見せ、この間各
地で結成された「9条の会」は全国で6000を超えました。安倍首相は、「憲法9条は理
想であり、現実と乖離している」と攻撃をかけてきています。しかし未だ世界で戦争が続
いているこの現実を憲法の理想に近づけていくということこそが、今人類に求められてい
るのであり、その意味において9条はまさに世界の宝なのです。

 また、憲法99条には「公務員はこの憲法を尊重し、擁護する義務を負う」とあります。
私たちさま教育公務員として今こそ、職湯で、地域で、そして教室で大いにこの憲法の理想
を語ろうではありませんか。

 何よりも「教え子を再び戦場に送るな」の誓いのもと、子どもたちの明るい未来を
  切り開くために!

             2007年6月16日
                        全教神戸市教職員組合 第29回定期大会