アイピースの中の流星群?

その頃6cmの屈折にK20mm46倍でメシエ天体を よく見ていました。とくに二重星団が好きで カシオペアからその付近の星野を眺めてるのが 大好きでした。ぎょしゃ座の星団もすばるやヒアデスも 好きでした。 ある晩、北東の星野を6cm46倍で流していると きれいな星の配列を見つけ、しばらく眺めていました。 ひとしきり眺めていると視野の中心あたらから まるで消えかかった線香花火のように 幾すじもの小さな小さな流星のような光体が 数秒間、闇の奥から噴き出してくるように 流れました。光度にすると6等星はおろか8等から9等星 程度のものだったと思います。大きさは K20mm(見かけ50度弱)の視野の1/4にも満たない 極めて小さなものでしたが、本当に次から次へと 湧いて出てくるようでした。 ほんの数秒の出来事でしたが、僕は言葉を失ったように なって、もとの視野を眺め続けていました。 あれが流星の輻射点だったかどうかは定かでは ありませんでしたが、きわめて狭い視野でも流星が見えた (・・・のかもしれない)という体験談でした。

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