生物分野の実験における工夫

 カエルの解剖  具体的な工夫点
 心臓のみを切り取るのではなく、肺をつけたまま心臓を切り取り、そのまま生理的食塩水に入れる。この方が心臓の動いている時間長い。
 心臓の動きを見る  図 なし

 

 体細胞分裂  具体的な工夫点
 体細胞分裂実験に使うニンニクの発根の仕方  図 6 参照


 カタラーゼ  具体的な工夫点
 実験終了後、後かたずけの際レバーやマンガンを分別するために、ペットボトルをロート代わりに利用する。半分に切って、口にガーゼをしっかりと止める。実験後のレバー等を過酸化水素水と分けて回収する。 
 レバー・マンガンを利用  図 なし


 ペーパークロマトグラフィー  具体的な工夫点
 今まで → 展開液(トルエン):抽出液(アセトン)〓材料(ホウレン草を押しつけ)
 今年 →展開液(石油エーテル 7):抽出液(トルエン 3)〓材料(抹茶をアセトンで溶かす)
 今年実施した例  図 なし


その他の工夫 

 カバーグラスの洗浄・・・カバーガラスがさらさらしとて、クリアな状態に
 @ひかりエースの水溶液に使用済みのカバーグラスを浸しておく。   Aビーカー等で1時間程度煮沸する。 B水で十分洗浄して、シャーレに移す。  C水を切り、ひたひたにアルコールを入れる。 Dシャーレのフタをしたまま乾燥機に入れ乾燥させる。(温度は低温)  Eシャーレのエタノールが完全に蒸発したら終了。


 洗浄液(オレンジエース21)・・・オレンジから生まれた天然柑橘油が主成分、アルカリ性
 水では落ちないガラス器具を薄めた溶液につけ、汚れを取っている。また、実験室の床のタイルのよごれもきれいになる。


 整理箱(各種プラスチック箱)
 試験管立てが2つはいるものを、各班試験管の整理整頓に使っている。(ex ナカムラサイ゙ボックス50KN)


 メスピペットの回収・・・メスピペットの回収に、標本ビンを利用する。
 メスピペット、標本ビンの破損を防ぐため底にスポンジ(2〜3p)をひいておく。安定した大きめのメスシリンダーでも良い。


 実験実施ノート 
 実験実施予定、実験内容、メモ等を書き込み毎年保存しておき、実験計画の参考にしている。 
月 日 1/1   /   /   /   /   /
          水        
  
 
 
 
    ―
 6   ―
メ モ 準備内容等 準備内容等 準備内容等 準備内容等 準備内容等 準備内容等


 薬品使用メモ・・・ B5サイズの4/1
 メモ用紙をクリップにまとめ、薬品使用者にその都度記入してもらい、メモ箱に入れてもらう。後で薬品整理簿記入が簡単にできる。
  年月日  平成13 
  使用者   ハルイキョウコ
  薬 品 名 メモ・・詳しく書いてくださいね。
この用紙は印刷しておくこと。


 薬品戸棚の試薬だな・・・転落、転倒防止板 (写真7)
 仕切り板と棚を取り付けた。ベニヤ板と少ししなる棒を使用。


 生徒用試薬ビンの保管・・・(写真8)
 細口ビンは空にして、水洗い・乾燥したものをラベルを付けたまま収納。中で気体が混合しないし、使用するときはすぐに分注出来る。スポイド瓶は購入時入っていた箱を利用して収納。スポイドのコ゜ムがダメになるものは空にしておく。


 希釈液
 希釈液は試薬の空瓶利用で作り置きする。転倒防止のため、ベニヤでます目の箱を作る。準備室、実験台に近い戸棚に収納。


 生徒実験台の例
 マッチの軸入れ・・・クリープの空き瓶・みがき粉入れ・・・タッパー・試験管ブラシ掛け・・・ビニール皮膜の針金。


 リード線作製ボード・・・(写真9)
 バナナチップや矢形、ワニ口をハンダ付けするときに固定するための台。古机などに直径の異なった穴をあける。(穴の深さは適当に工夫する)その穴に直接チップを差し込んだり、ばん線(太い針金)を固定し、ワニ口を挟んで作業する。


 発砲スチロールで作った器具固定
a) 小型モーターで動くプロペラの固定・・・積み木型の発砲スチロールの上面をU字型に切り取り、そこにモーター部をはめ込む。(写真10)   
b) 電極の支持・・・拍子木状に発砲スチロールを切り、電極となる金属板を輪コ゜ムで固定する。サイズを一定にすれば電極間の距離が一定に出来る。(写真11)   
c) 電気泳動観察の時計皿を固定・・・発泡スチロールの台に時計皿より小さい直径でくぼみをつけ、時計皿を安定させる。
d) 大型試験管立て・・・試験管の底を加熱して、発砲スチロールを溶かして作る。


 発砲スチロール切断器
 ニクロム線を2本の釘の間にはり、直流電流を3〜6Vくらいを流し使用する。釘の距離をいろいろ変えてサイズを調節する。


 廃液回収など・・・金属などの固体を反応させた後、固体を回収する。
 ザルをビーカーなどの上にセットし、試験管内に残った金属片と廃液を分けて回収する。この時点で反応も終了する。


 試験管を使う実験
 基本的に、使用した試験管は洗って次のクラスがそのまま使うので、試験管立ての下に雑巾を敷いておくと台がぬれない。